炭には黒炭と白炭の二種類があります。それぞれ持っている性質､焼き方も大きく異なります。白炭は高度が高く、火の付きは悪いが長持ちし，焼き鳥や鰻を焼くのに適しています。世間一般備長炭と呼ばれているものは､この白炭を指しております。一方黒炭は火の付きもよく､一度にたくさん生産はできるが､長持ちしないことが欠点です。そこで須藤金次郎が創意工夫を繰り返し作り出したのがまったく新しい種類の黒炭尾瀬備長炭です。その性質も黒炭と白炭のちょうど中間で、農水省で成分検査の結果性質が備長炭に近いことも判明し「尾瀬備長」と名付けられました。白炭の品質と黒炭の使いやすさを兼ね備えたこの炭は５００g五百円とかなり高価にもかかわらず注文が多いのが現状です。
農水省で成分検査の結果性質が備長炭に近いことも判明し「尾瀬備長」と名付けられました。白炭の品質と黒炭の使いやすさを兼ね備えたこの炭は５００g五百円とかなり高価にもかかわらず注文が多いのが現状です。
